リスニング、リーディングの勉強方法については、以前に紹介しましたが、
今回はライティング編です!
一回で収めようと思ったんですが、かなり長くなりそうなので、
今回はTask 1だけに焦点を当てて説明していきます。Task 2は後日書きます。
この方法は、切羽詰まっている人向けです。笑
私はCollegeの申込期限がもう目の前で、このテストがダメだったら帰国しようと考えてたので、かなーり切羽詰まっていました。
私はこの方法でBand 5.0→6.0に、たったの2週間で上げました!
※College/UniversityのIELTS必要スコアを知りたい方はこちら
では、早速本題に入ります。
勉強に必要なもの
私はテキストは使いませんでした。2週間しか時間がありませんでしたから…。笑
そのかわりに文明の利器、インターネットに頼りました。ありがとう、Bill Gatesさん♡
この時点で私が持っていた唯一のIELTSライティングのコツは、
なにやら点を取れる形式があるらしく、かっこよく書かなくてもそのルールに従えば点数はとれるらしい…。
もう一度言いますが、私に与えられた時間は2週間です!
そんなものを分析している時間はないんですよ!笑
※とはいっても、抑えておくべきポイントはあるので、この投稿で説明しています。
そこで私が思いついた案は、Band 9.0(一番高い点数)の人の答えをまねする。
このBandの人たちは全てを網羅できているわけですから、とりあずこれをまねれば点数はあがるだろう!ということです。
そして、検索エンジンで調べたところ、例がいくつもでてくる、でてくる^^
実際に私が使ったサイトがこちら
https://www.ielts-exam.net/academic_writing_samples_task_1/1072/
このサイトはTask1と2の練習問題と模範解答を大量に載せてくれています。
自分で問題を解いたあと、その模範解答を自分でも書いてみます。
高得点の人たちがどんな書き方をしているのか書きながら学ぶんです。
私はこの繰り返しを2週間して、ノートを一冊使いきりました。指にタコできました。
それくらい必死に勉強してください!
Academic IELTS の出題形式とポイント
Task 1では大きくわけて2つの出題形式になっています。
- グラフを読み解く(円グラフ/折れ線グラフ/棒グラフ/表)
- ダイアグラムを読み解く
最低150文字以上書かなくてはいけません。20分以内で書きあげましょう!
それから、Task 1では自分の意見は入れてはいけません!
あくまで、グラフから読み取れる客観的な情報を説明していく必要があります。
Step1. Open Statement (書き出し文)を書く。
Open Statementでは「このグラフ/ダイアグラムはこんなことを表していますよ」という簡単なグラフ説明文を書きます。
これは1文でokayです。
ここで、活用してほしいのが問題文です。
問題文にはグラフについての説明書き/ダイアグラムの目的が書いてあるんですね。
ただし!!これをコピペしては点数になりません。必ず言い換えをしてください!
そしてグラフの場合には、「何/どこ/いつ」を含めるようにしてください。
グラフにもヒントがあるので、注意してみてください。
でもこれだけで、Open Statementは完成です。あ~簡単^^
書き出しとして使える定型文は、
The [グラフの種類] describes/shows/explains/illustrates…
例はこんなかんじです。
グラフ問題:
The graph below gives information about how much people in the United States and the United Kingdom spend on fuel.(引用:IELTS Exam.net)
Open Statement例:
The graph describes the difference in fuel consumption between American and the UK in 2000.
そして、マーカーで示した通り何、どこ、いつ を記載します。
※この問題には年が記載してありませんでしたが、例として勝手に書きました。
ない場合は書かなくていいです。
ダイアグラム問題:
The diagrams below give information about the manufacture of frozen fish pies. (引用:IELTS-Exam.net)
Open Statement例:
This diagram illustrates the process of how a fish pie is manufactured in a factory from the raw ingredient to shipping as the product.
ダイアグラムではthe process of/transition of…from …to….などが使えるとおもいます。
Step2. Description of Detailsを書く
グラフ
具体的な情報を3、4つほど書きます。重要な情報だけを記載するようにしましょう。
文字数としては25-30文字目安。
ここでは自分の中でWh-の質問を問いかけます。
例えば、「一番数字が多い年はいつか?」「どの都市が一番美術館への入場者数が少ないか」など。
そして、それを書いていきます。
ダイアグラム
はじめから最後までの過程を書いていきます。
ダイアグラムはこれで完結です。
Step3. 情報分析 Compare the differences and similaritiesを書く(グラフ)
これはグラフ問題で最も見られるところです。
情報の比較ができていないとなかなか点数は上がらないみたいです。
100-120文字が目安です。
グラフ同士の比較、年での比較、年齢層での比較、性別での比較、都市での比較…
とにかく、比較できるところを見てその違い/共通点を書いていきます。
比較級を入れるようにしましょう!
ここでは、推移を表す単語や、比較の言い回しをいくつか知っていると便利です!
増減を表す動詞(一部にすぎません)
増 | 意味 | 減 | 意味 |
increase | 増える/増加 | decrease | 減る/減少 |
rise | 上がる | drop | 落ちる |
grow | 伸びる | decline | 減る |
recover | 回復する | fall | 落ちる |
例:
In, 2005, the figure of students who took Canadian Literature decreased by 30%.
2005年には、カナダ文学を専攻する学生の数は30%減りました。
程度を表す副詞(一部にすぎません)
副詞 | 意味 |
significantly | かなり |
remarkably | 顕著に |
quickly | 急速に |
slowly | ゆっくり |
gradually | 徐々に |
例:
The number of fast-food restaurants in Toronto had rapidly increased since 2000, and it became 800 in 2002.
トロントのファストフードレストランの数は2000年から急激に増え、2002年にはその数は800になりました。
比較を表す表現(ほんの一部にすぎません)
~の〇倍:○times as [形容詞原型」as ~/〇times [比較級] than~
例:The number of women working as an engineer in Japan is three times as much as that in Canada.
日本でエンジニアとして働いている女性の数は、カナダの数の三倍多い。
Aと比べると:Compared with A, ~
例:Compared with the Japanese, Canadians spend 30% less money on housing.
日本人に比べて、カナダ人は住宅に30少ないお金を使います。
Aは~だが、Bは~:Although A, B/While A, B/B, though A
例:Although the average annual income among the Japanese is 60,000 dollars, many Canadians earn only 50,000 dollars in a year.
日本人の平均年収は60,000ドルなのに対し、多くのカナダ人は1年でたった50,000しか稼がない。
Step4. Conclusion
最後に結論を書くときれいに収まります。
Overall, the graph shows/describes/explains…. みたいな感じです。
最後に
つらつらと書きましたが、とにかく書いてみてください。
問題を解くうちに、高得点の人がどんな回答をしているのか、共通点が見えてくるはずです!
そして、使える言い回しをどんどんパクってください!
Task1は配点も全体の30%という情報もあるので、Task1にあまり時間をかけないこともポイントです。
最近では、IELTSもパソコンでの受験ができるようになりましたね。
これは本当に好みの問題ですが、両方の受験方法を試した私からすると、
ライティングに関しては、パソコンの方が断然楽です!
間違えても一瞬で消せるし、特にTask 2では、文構成も大事になってくるのですが、
後から文の挿入が可能なんですよね。
ただし、リーディングでキーワードにチェックをしたい!というような人には不向きかもしれません。
Band 5.0くらいの人はまだまだ伸びしろ大です!
とにかく回答のパターンをつかみましょう!