前回はIELTS ライティングのTask 1 をどうやって勉強したか解説しました。
では、今回は配点の高いTask 2の勉強法とポイントをご紹介します!
使用教材については、Task1で紹介したサイトを使っていました。↓↓
https://www.ielts-exam.net/ielts_writing_samples_task_2/
手順は同じで、自分で書いてみて、そのあと模範解答を書いて、高得点の人の書き方に慣れます。
ただし、練習を始める前に知っておいた方がいいポイントを説明します!
- 質問にしっかりと答えよう!
- 英論文の文構成を頭に入れておこう!
Task 2では、最低250文字、これを40分を目安に解いていきます。
30分とかでは、書きあげるのはなかなか難しいと思います。
私は、Task 2に重きを置いていたので、テストの際もまずはTask 2から解くようにしています。
質問にしっかりと答えよう!
これ、自分も含め、意外とできていない人多いと思います!
必ず問題をしっかり読んで、何を問われているのか理解してください。
IELTS Task 2の質問形式は一般的にこの4つだと言われています。
- Opinion
- Discussion
- Opinion and Discussion
- Situation
では、一つ一つの質問例と答え方を解説します!
Opinion
このタイプでは、意見を言うことが求めらています。
どちらか問われている場合には、どちらかのポジションを取って意見を言いましょう。
IELTSで見かける質問は…
To what extend do you agree or disagree?(どの程度賛成もしくは反対?)
Is this a positive or negative development?(これはポジショニング発展か、それともネガティブ?)
What is your opinion?(あなたの意見は何?)
文構成↓↓↓
Introduction (導入)
1文目:問題文の中のタスクの言い換え
2分目:自分の意見(ここが質問の答え!)
3文目:自分の論文のアウトライン(それぞれの段落で何について話しているか要約)
Body Paragraph 1(本体)ー自分の意見の根拠となる例/説明
1文目:主題文(このパラグラフのメインアイデア)
2分目:主題文の説明/主題文をもう少し膨らませる
3~5文目ほど:例(この例がメインアイディアの根拠になっていること!)
Body Paragraph 2(本体)ー自分の意見の根拠となる例/説明
1文目:主題文(このパラグラフのメインアイデア)
2分目:主題文の説明(主題文がどういうことなのかの説明)
3~5文目ほど:例(この例がメインアイディアの根拠になっていること!)
※このBody 2つで200文字を目指しましょう!
Conclusion(結論)
1文目:自分の意見をもう一度ここで明確に示す
2分目:なぜそうなのかBody 2つのメインアイディアを使って説明。
※In conclusion/To sum up 等が文頭でよく使われます。
Discussion
このタイプはいい点と悪い点について、客観的な議論が求められます。(自分の意見ではありません!)
IELTSで見かける質問は…
What’s the benefits and drawbacks?(利点と欠点は?)
Discuss the advantages and disadvantages.(強みと弱みを議論せよ。)
Discuss both side.(両方の立場について議論せよ。)
文構成↓↓↓
Introduction (導入)
1文目:問題文の中のタスクの言い換え
2分目:自分の論文のアウトライン(それぞれの段落で何について話しているか要約)
Body Paragraph 1(本体)ーAdvantage/Benefit(利点)
1文目:主題文(このパラグラフのメインアイデア)
2分目:主題文の説明主題文の説明/主題文をもう少し膨らませる
3~5文目ほど:例(この例がメインアイディアの根拠になっていること!)
Body Paragraph 2(本体)ーDisadvantage/Drawback(欠点)
1文目:主題文(このパラグラフのメインアイデア)
2分目:主題文の説明/主題文の説明/主題文をもう少し膨らませる
3~5文目ほど:例(この例がメインアイディアの根拠になっていること!)
※このBody 2つで200文字を目指しましょう!
Conclusion(結論)
自分の論文のメインポイントを要約する。
※In conclusion/To sum up 等が文頭でよく使われます。
Opinion and Discussion
このタイプは客観的な議論+自分の意見を求められます。
IELTSでよく見かける質問は…
Discuss both sides and give your opinion.(両方の立場を議論してあなたの意見を述べよ。)
Do the advantages outweigh the disadvantages?(利点は欠点を上回る?)
文構成↓↓↓
Introduction (導入)
1文目:問題文の中のタスクの言い換え
2分目:それぞれの立場の客観的な見解(ここが答えその1!)
3分目:自分の意見(ここが質問の答えその2!)
Body Paragraph 1(本体)ー自分が反対なほうの立場の議論
1文目:客観的な意見(ex. Some people believe that….)
2分目:この意見を議論
3文目:どうして自分がこれに反対なのか
4~5文目ほど:自分の意見の根拠となる例/根拠
Body Paragraph 2(本体)ー自分が賛成なほうの立場の議論
1文目:客観的な意見(ex. On the other hand, others say that….)
2分目:この意見を議論
3文目:どうして自分がこれに賛成なのか
4~5文目ほど:自分の意見の根拠となる例/根拠
※このBody 2つで200文字を目指しましょう!
※このBody 1と2は前後しても問題ありません。
Conclusion(結論)
1文目:Bodyの要約
2分目:自分の意見をもう一度示す
※In conclusion/To sum up 等が文頭でよく使われます。
Situation
このタイプでは、与えられた状況をどのように対処するかを答えることが求められます。
これも自分の意見は入れてはいけません。
1,2個の問題点とその解決策を取り上げ、それを例や説明とともに繰り広げていくことがポイントです。
IELTSでよく見かける問題は…
What are the problems? What solutions can you suggest?(問題と解決策は何?)
Which factors contribute to this? What problems does this create?
(どの要因がこれに貢献する?これはどんな問題を引き起こす?)
What are the causes of this? How can this problem be solved?(この原因は?どうやってこの問題を解決できる?)
構成↓↓↓
Introduction (導入)
1文目:問題文の中のタスクの言い換え
2分目:自分の論文のアウトライン(それぞれの段落で何について話しているか要約)
Body Paragraph 1(本体)ー問題・原因
1文目:問題/原因は何かを明白に示す
2分目:それがなぜ問題点/原因になるのか詳しい説明
3文目:この問題点/原因がもたらす結果
4~5文目ほど:例
Body Paragraph 2(本体)ー解決策
1文目:上記の問題点/原因に対する解決策は何か明白に示す
2分目:その解決策がどうやってその問題を解決するのか
3~5文目:例
※このBody 2つで200文字を目指しましょう!
※問題点と解決策は1つずつ挙げれば十分だとおもいます。
Conclusion(結論)
Body のメインポイントを列挙する。
※In conclusion/To sum up 等が文頭でよく使われます。
最後に
250文字は一見多いように感じるかもしれませんが、こうやって構文どおりにかけば
意外と少なく見えますよね^^
それから、これも意外とやっちゃう人多いと思うんですが…
- 結論に新しいアイディアを持ち込む
- 導入部とボディーの辻褄があっていない
- 導入部と結論で言っていることが違う
これらはNGです!
もっというと、導入部は自分の論文のマップのようなものなので、読む人に私の論文はこんなことを書いているよ!
と教えてあげるものです。
教授も言っていましたが、導入部を書くのが一番難しいんです!
私がPC受験をお勧めする理由はここですね。
大学での英論文についてもまた後日お話します!
でもベースはほとんど同じような感じです。
そしてもし、ネイティブのお友達やパートナーがいる人は、是非読んでもらってください^^
私もいつもお願いして読んでもらってます!
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